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Vol.10 A・Tさんさんの幼稚園ボランティア体験談!

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A・Tさんの幼稚園ボランティア体験談!

私は、日本で保育の仕事に携わってきました。そんな中、いつの日からか、海外の保育に触れてみたい!ボランティアをしてみたい!と考え始めていました。そして、ずっと憧れていた海外での幼稚園ボランティアに参加するため、このプログラムを選び…いざ、オーストラリアへ!!

最初は不安で一杯でした。英語も大してしゃべることはできないし、一人で飛行機も乗ったことないし、準備してきたものもあれで完璧かなぁ〜と。自分でも、そんな風になるなんて考えてもなかったのですが。それでも、いざ飛行機で1人になったらだんだん実感がわいてきました。これから約2ヶ月がんばろうと決めたのに、何を不安がっているんだ!と思ったのです。そして、オーストラリアの地を踏んだら→がんばるしかない!!と不思議と勇気がわいてきました。

それに、迎えに来てくださったジョイネットのスタッフの方が、とても親切にいろいろ教えてくださって。私は、不安を打ち消すかのようにあれもこれもと、質問を浴びせていたと思います。いろんな事を知るうちに、シドニーは本当に過ごしやすそうだし、何かあればジョイネットのスタッフもいるから大丈夫だ!と心強くなりました。それに、街並みも海も景色も何もかもが新鮮な感動をくれ、不思議と元気になっていました。これぞ、オーストラリアの威力♪

そして、ホームステイ先でホストファミリーとご対面〜。そこからは、ホントに一人だし、緊張してしまい、とにかく笑顔で挨拶することしかできませんでした。自己紹介もちゃんとしようと、いろいろ考えていたのですが、いざとなったらほとんど言えなくなってしまいました。最初は、そんなもんだ。と自分を慰め…。でも、それからホストマザーが家でのルールや、バスの乗り方などを簡単な英語で説明してくれたので、私も何とか理解できて、少しホッとしました。

そこで日々意識していたのは、わからない事は何でも聞いて、できることは手伝い、コミュニケーションを沢山とっていこう!!ということです。一緒に買い物に連れて行ってもらったり、DVDを一緒に観たり、ゲームをしたり、英語の表現でわからないことなども教えてもらったりして、そうしているうちにだんだん英語の環境には慣れていきました。話しかける前には、辞書や参考書で調べてから“よし行くぞぉ!”と気合を入れたりすることもありましたが、少しづつ辞書にばかり頼らないようにはなったと思います。基本はもちろん大事だと思いますが、文法ばかりを気にしすぎてはよくないのかなぁと。会話するときはそれに集中して、後からちゃんと調べればいいのではないでしょうか。やはり人と人なんだから、心で話せるようになりたい、と私は思います。

それから、まず語学学校に4週間行きました。ボランティアに行くのだから、少しでも英語をしゃべれるようになってから!と。学校では、テキストを使って授業をしたり、コンピューターを使って発音などもチェックできたり、課外授業でミュージアムに行ったりもしました。

先生も、フレンドリーで親切でした。なんと、授業とは別に、英語で日記を書いていくと、毎日チェックしてくれたりしたんです!そして、休憩時間のおしゃべりも、また楽しかったです。ほかの国の人たちと、お互いに片言の英語を使いながら、その国の言葉なんかも教えあったりして。くだらない事だったりするのですが、いろんな国の文化なども知ることができましたし。

そんなふうにいろんな国の人と交流できるなんて、ますます英語が話せたらなぁという思いが強くなりました。学校では、友人ができたことが何よりもよかったと思います。いろんな国から、それぞれの思いを胸にオーストラリアにやってきていて、皆がんばっています。そんな、仲間の姿は励みになり、私にとって、いい刺激になったのです。(やはり最初に仲良くなったのは日本人ですが)友人は知らず知らずのうちにも、私の力になってくれていたように思います。最初は、日々がんばっていた私にも、落ち込んでしまったこともあります。

シドニーに来て、2週間が経ち体調も崩し始めたころ、しかも雨続き…。ホームステイ先で思うように会話ができずに、寂しく思い、悩んでしまったのです。というのも“こんな風に英語をしゃべれないと、相手もきっと面倒だろうなぁ…”と勝手に捉えて、相手の様子ばかり妙に気にするようになっていました。

今思えば、何で?!と自分でも思うのですが、日本人とかにはよくあることのようです。コミュニケーションのとり方が上手じゃなかったり、遠慮してしまったりして。私はそのころ、なかなか上達しなくて、自分の英語力のなさを引け目に感じて、あまり会話ができなくなってしまいました。会話する時間もとりにくくて。でも、そこを何とか抜け出さないと〜(>_<)と奮闘していた時、友人のホームステイでの話を聞きました。彼女は、何があってもとにかくホストマザーに積極的に話しかけていました。「私のこと、あんまり好きじゃなさそう〜」とかいいながらも。料理のことをほめたり、ゆっくり話す時間がなかったらご飯の支度をしている時など、とにかく時間を見つけたりしていました。それに、失敗をしても笑い飛ばしてしまうくらいに明るくがんばっていたのです。

そうしているうちに、だんだん仲良くなったと。そんな話を聞いていたら、くよくよしている自分が恥ずかしくなりました。そうして、もっと努力しよう!と改めて、自分を振り返ることができたのです。ホームステイでは、文化の違いからもエッ?!と思うことはしばしば…洗濯物は、家の中には干してはいけなかったり、食器は洗剤で洗ってから水で流さなかったり。そんな、驚きなどがまた面白かったりするんですが♪それに加えて、それぞれの家によってルールや様式、生活リズムが違うのは当然のこと。その中で、いかに家族の一員として溶け込んでいけるかは、私たち自身にかかっているのだと痛感しました。

そして、いよいよ幼稚園ボランティアに突入!!英会話には、相変わらず自信はなかったものの、幼稚園で使う言葉はシンプルだし、とにかく念願の海外の幼稚園に来れたという事で、とても楽しみでした。幼稚園に行くと、子供たちは本当にかわいいし♪とても元気に私を受け入れてくれました。初日に、私のところに1人の男の子が「紙ひこうき作って〜。」と紙を持ってきました。

それをきっかけに、次から次へと子供たちが私のところに来たんです。向こうでも、紙飛行機で遊ばれているようでしたが、どうも、私の作るものがよく飛ぶらしくみんなが夢中になって遊んでくれました。また、日本の歌遊びや挨拶を教えたり、折り紙で簡単なものを教えたりしました。日本のように、“今からこれを作りますよ!”というわけではなく、いろんな遊びが用意されている中のコーナーで折り紙をやりました。やりたい子がやる、という感じでしたが、みんなが興味を持ってくれて楽しんでくれました。それに、子供たちの才能ってすごいですね!歌も何日かやるうちに、覚えてしまいました。大人だとそうは行かなくても、子供たちは日本語の発音などもすんなりと頭に入っていくのです。私もそんな風に、英語が上達すれば…。

私は、子供たちの言っていることは大体わかるようにはなっていましたが、自分の言葉で説明や会話は十分にできませんでした。そのために、何度ももどかしい思いをしました。ケンカの仲裁や、慰め方など、「あぁ〜こう言いたいのに、わからない!言えない!」というように。日本での仕事柄かもしれませんが、子供たちに話したいことは沢山あったのです。でも、それはしょうがないこと。今は自分にできる限りのことを精一杯やればいいんだ、と自分に言い聞かせました。先生方もよくしてくれ、「何でも聞いてねっ!」と親切でしたし、英語の遊び歌も私が覚えられるように教えてくれたり、質問に丁寧に答えてくれたりしてくれました。

それに、保育室の雰囲気が明るくかわいいんです。いたるところに、子供たちの作品が飾ってあって、それもオーストラリアらしい大胆な作品だったりして。使っているおもちゃにしても、製作に使う教材も、環境そのものすべてに魅力がありました。一日の活動にしても、一般的な日本の保育とは違い、子供たちは自分たちが遊びたいものを選び楽しむ、という風に自主性をもてるように配慮されているようでした。いろいろな教材や遊びが用意されていて、私までもが“明日は何があるかなぁ”と楽しみでした。さまざまな工夫は、どれもこれも新鮮な驚きで毎日がとても面白かったです。もちろん、日本でもオーストラリアでもいろんな幼稚園があるとは思いますが、日本とは教育方針から違っているようです。先生方も、子供たちをただ単に子ども扱いするのではなく、一人の人間として接していましたし、できたことは十分褒めて、苦手なことは無理強いせず、個性なども大事にしているようでした。それが、色々なところに現れていて、本当に勉強になりました。

子供たちの中には、扱いの難しい子や、私を受け入れてくれない子もいました。言葉も聞き取りづらくて会話しづらいし、そばに行くと照れながらも「あっち行っていいよ〜」などと言われてしまって(>_<)、なかなか仲良くなれない子でした。それに、割と一人で遊ぶことの多い子で。そうなると、どうしても受け入れてもらいたくなってしまった私。何気なく近づいて、作戦開始!

言葉ではだめなので、遊びで惹きつけるように、関わってみたのです。そうしたら、その瞬間その子はすごくいい笑顔になって、興味を示してくれたのです!一緒に楽しく遊ぶことができ、それから後の態度も変わったんです。このときは、本当に嬉しかったです♪それに、私自身、とても大事なことに気付かされました。言葉ばかりにとらわれて、大事なことを忘れていたのだと。子供たちにとって、遊びは重要な成長材料だし、大人の関わり方も重要です。子供たちの瞳が、キラキラ輝くくらいの、すてきな遊びをいっぱい持ち合わせた保育者になりたい、と改めて思いました。

ボランティア最終日、私はみんなに折り紙で作ったプレゼントを用意して渡しました。4週間分の思いを込め、子供たちの喜んでくれる顔を思い浮かべて、一つ一つ丁寧に作りました。この日ばかりは、久々に夜更かし…。(オーストラリアでは健康的で、早く寝て沢山歩いての生活だったので)そんなプレゼントを、子供たちはとても喜んでくれました。お昼寝のときに、自分の枕元に大事そうにそっと置いて寝ていたり、こっそりと取り出して何度も見ていたり。また、私もプレゼントをもらいました。写真つきの素敵な手紙で、子供たちが絵も描いてくれてあって、感激してしまいました!帰国した今、私の部屋にはこの手紙が飾られています。

シドニーで過ごした2ヶ月間は、あっという間で物足りないくらいでしたが、日本では出会えないような貴重な体験をたくさんさせてもらいました。一人でもがんばる!という気持ちで日本を離れたのですが、多くの人に支えられ、助けてもらいました。ジョイネットのスタッフを始め、友人や学校の先生、ホストファミリー、バスの運転手さん、それに通りすがりの人にまで。出逢った人たちに、心から感謝しています。私はこれから、この体験やオーストラリアの保育で得たことを生かして、日本でがんばっていきたいと思います。そして、地道な努力で英語をマスターできるよう、がんばります!!

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