ホーム > オーストラリアのワーキングホリデー > 夢を追いかけるサッカー列伝 > FCニッポン VOL.6

夢を追いかけるサッカー列伝
FCニッポン VOL.6

プロサッカー選手を目指して、チャレンジしているワーホリメーカー達の軌跡をお届けします。
一緒に応援してください。

オーストラリアでプロサッカー選手を目指す仲間たち!!

VOL.6 ありがとうFC NIPPON!

一覧へ戻る | 前のページに戻る | 次のページに進む

第2弾列伝Vol.6 ありがとうFC NIPPON!

皆さん、こんにちは。

新年、あけましておめでとうございます。

今年もFCニッポンを通し出会えるすべての人たちと感動を分かち合っていきたいと思っています。年が明け、夏真っ只中と言いたいところなのですが去年と同様にシドニーの気候は落ち着かず、暑い日と肌寒い日が神様の気まぐれかのように交互にお訪れるそんな日々です。

そんな神様の機嫌もおかまいなしにFCニッポンの選手たちはサッカーボールを追いかけています。女子選手もみんな一生懸命に練習に取り組み、技術の向上を心がけ笑顔いっぱいにサッカーを楽しんでくれています。「毎週一回の練習が楽しみなんです」という選手の言葉をもらうととてもうれしく感じられるものです。

ここ最近ではオーストラリアでプロを目指したいという選手がよくFCニッポンを訪ねて来てくれます。ともに練習することはもちろんのこと、シドニーサッカー事情などの情報提供からトライアルの斡旋まで、夢を追う人たちの助けとなるべく尽力を尽くしています。

今期のFCニッポンからのセミプロ契約者は3名。それぞれ異なったチームでの契約となっています。彼らの日ごろの努力が報われた結果だと思います。シーズンが開幕してから彼らの所属するチームを応援しに行き、彼らのプレイを見るのも楽しみの一つです。

このオーストラリアの地で今後もっともっと多くの日本人選手がプロサッカーのフィールドで活躍することを強く願っています。FCニッポンが微力ながらその助けとなれたら幸いです。

年末には忘年会を開き、それぞれが今年を振り返りながら楽しくお酒を飲むことができました。来年への強い思いも語り合い、調子にのって飲みつぶれていくメンバーも出てくるほどに。心を開放して語り合い杯を交し合えるそんな環境に感謝しながら2008年を越すことができました。FCニッポンのみんなあってのFCニッポンなんだと感謝の気持ちでいっぱいです。

第5回CHEERS CUBE CUP結果!

2008年の最後のサッカーイベントとして11月30日に第5回CHEERS CUBE CUPが行われました。

第1回大会から第4回大会までのすべてに優勝し王者として君臨し続けてきました。そして今大会そのプライドをかけチーム一丸となって挑んできました。

今大会、FCニッポンからは男子部、女子部、キッズと3つのカテゴリーからそれぞれ1チームを出場させ、応援にきてくれたメンバーを合わせると総勢30名以上の参加となりました。さらにキッズの親御さんの応援も合わせ大盛り上がりな大会となってくれました。

総勢8チーム(キッズ除く)が2つの予選リーグに振り分けられ、各リーグの上位2チームが決勝トーナメントへと勝ち進むことができるという従来のルールで行われました。

予選リーグ男子チームでは第1回戦を2-1、第2回戦を2-1、第3回戦を2-1と接戦を強いられながらもしっかりと勝ち越し、予選リーグトップの順位で決勝トーナメントへとこまを進めました。

予選リーグ女子男子ミックスチームはというと第1回戦を4-0で圧勝したのですが、第2回戦を0-5、第3回戦を0-2と負けてしまい、惜しくも予選敗退となってしまいました。

お弁当休憩時間には恒例となったキッズチーム対FCニッポンの親善試合を行い、キッズの上達ぶりに驚きをかくせないほどに成長していて大人たちも必死になってプレイしていました。

声をだし一生懸命に走っているキッズたちに飲み込まれるように観戦していた親御さんたちの声援にも力が入ります。結果はキッズの勝利。力強いシュートや、丁寧なパス、技術の獲得ももちろんうれしいのですが、なによりチーム一丸となって声を掛け合っている姿が感動的でした。

話は本戦にもどり、いよいよ準決勝です。ノックアウト方式の決勝トーナメントには予選リーグにはない緊張感がはしります。

キックオフ直後から積極的にゴールを狙いにいくも決定的な場面が作れずにいたところ、相手のパスを中盤でインターセプトし速攻を仕掛けることに成功します。相手守備陣がバランスを失っているところの右サイドを攻め上がりゴール前にパス。中央に待っていた選手が落ち着いてこれを決め1-0。勢いに乗るかと思っていた矢先、緊張が緩んだのか中央を突破され同点ゴール。直後1分で返され1-1。

このあと怒涛の攻めを見せるのですが相手の堅い守備にゴールを割わることができずに延長戦へ。前後半5分ずつのエクストラタイムを戦った結果、両者得点が奪えずPK戦に突入しました。

FCニッポンの先行、緊張が走る最初のキッカーはこのチームのキャプテンが自ら志願し、落ち着いて1本目を決めみんなに勢いを与えてくれました。

相手の1人目は緊張からか失敗。0-1。

FCニッポン2人目は狙いすぎてかボールに勢いがなくキーパーに止められてしまいました。

相手2人目は豪快に決め1-1。

FCニッポン3人目はキーパー自らのトライ。力みすぎてか枠をはずし失敗。

相手3人目、先ほどのシュートミスを帳消しにするようなキーパーのナイスセーブに止められ失敗。1-1。

FCニッポン4人目、1-1のPK戦終盤の緊張もなく確実に決めてくれました。相手4人目はプレッシャーに押しつぶされたか枠をはずし失敗。2-1。

そしてFCニッポン5人目、これを決めれば決勝進出という大きな場面。周りのサポーターたちも息を呑む瞬間。

ボールに向かって走り出した彼は迷いもなく右隅に決め、ガッツポーズ!

周りにいたFCニッポンのメンバー全員が駆け寄り彼に覆いかぶさり歓喜の声を上げました。本当に感動の瞬間でした。

そんな熱い準決勝の勝利に酔いしれている時間もなく決勝戦へ。

1日中戦ってきた選手たちの体力は限界に近いものがあったに違いありません。円陣をメンバー全員で組み「ここまできたら後は気持ち、みんなで戦い抜き思いっきりたのしもう」とのキャプテンの声でモチベーションを高めました。

キックオフからFCニッポンが有利にゲームを進めるもディフェンシブな相手を崩すことがなかなかできず、攻め一辺倒になってしまったほんの一瞬をカウンターでつかれ、失点。0-1。その後も攻め続け、幾度となくシュートを打つもゴールを捕らえることができず前半終了。

後半にも円陣を組み、気持ちをリフレッシュして挑みました。あわてることなくボールを回すもゴール前では確実に得点しようと慎重になりすぎてしまい逆に得点をチャンスつぶす結果となってしまいました。ゲーム終了間際にはまたしてもカウンターをもらってしまい追加点をあげられてしまい0-2。

2点差になってしまい絶望の空気が流れるかと思っていましたがプレイしている選手も応援してくれているメンバーも最後まであきらめず声を出し続けてくれました。健闘むなしく決勝で0-2の初黒星を喫してしまいました。

大会始まって以来の連続優勝の記録はここでストップしてしまいましたが、歴代大会と比較しても見劣りしないむしろもっと感動的な大会になったと思います。みんなのがんばりにはいつも勇気をもらいます。

男子部、女子部、キッズと参加した今大会、それぞれが一生懸命になりボールを追いかけ、レベルやカテゴリーの枠を超え、サッカーというスポーツを通して喜びや悔しさ多くの感動を生み、分かち合えたと思っています。こんな素敵な大会をいつも運営してくださっているCheersさん、Cubeさん、いつも影で支えてくれている父兄のみなさん、そして何事にも一生懸命になってくれるFCニッポンのメンバー全員に感謝するとともに何の迷いもなく純粋にスポーツに打ち込める環境があり感動できる瞬間があることを幸せに思います。

第6回大会は王者復活をかけてチャレンジャーとしてリベンジに燃えていきます。今後のFCニッポン、更なる歴史を刻むために進んでいきたいと思います。

FC NIPPON旅行部!

はいはいやってまいりました、いって来ましたFCニッポン旅行部です。今回はシドニー北部、車で4時間程かかる閑静な海岸が広がるポートスティーブンスです!!この日はあいにくの天候で小雨がぱらつき多少の不安を抱えながらメンバーの車を借りてシティを朝7時半に出発。車内では旅の出発の興奮もあり、気分は朝から最高潮に。サッカーの話からプライベートな話まで、サッカー場で話すのとはまた違った雰囲気で盛り上がっていきました。途中パーキングで休憩をするも12時には目的地ポートスティーブンスに到着。

懸念された天気も曇ってはいながらも雨は止み、青く美しい海が広がる海岸で女子部が作ってくれたお手製のお弁当を食べることに。旅先で食べる思いのこもった??お弁当は格別。広大に広がる大自然と心から笑い合える仲間たち、最高に癒されるこの空間は何事にも変えがたい大切なものだとみんな感じたに違いありません。お昼ご飯も食べ、癒し空間のなか程よく眠くなってきているメンバーもいるなか旅はまだまだ続きます。ポートスティーブンスの海岸を全域制覇しようと動き始めました。次から次へと海岸を渡り歩き、それぞれ違った表情をしている海岸たちに胸を打たれます。

自然が織り成すアート、そこには欲も駆け引きもない純粋な地球の姿があるのだと思います。純粋なものに触れると心が洗われる思いになり色々なものが渦巻く人間社会に住む自分たちがちっぽけに感じるのですが、それでも自分たちはこの社会で生きていかなければならないのだとも感じます。それぞれが新たな思いを抱きながら午後4時半頃にシティへに帰路につきました。疲れもあり帰りの車内は静まり返っていました。午後9時近くになりシティに着き解散となりました。

天候に恵まれたとは言えないこの旅もそれはそれで良い思いでになりそうあるべきだったと感じます。旅に出るこのワクワクした期待感のある感情をいつも持ち合わせていたいものです。

次の目的地はどこか??またみんなで旅をしてたくさんのものを見てたくさんのものを感じたいものです。

ありがとう、FC NIPPON!

2年と半年、FCニッポンを創設してから早いものでそんなに月日が経ちました。プロサッカー選手を夢見てオーストラリアに来てすぐ、自分の練習場所を求め作ったのがFCニッポン。3人で始めた小さなサッカーチーム、チームと呼ぶに値しないこの集まりが今や男子部、女子部、キッズと総勢30名を超える組織になるとは僕自身思ってもみなかったことです。

サッカーが好きという情熱だけでこれほどの人が集まり、助け合い、感動し合えるコミュニティなってくれたのは偶然ではないと思っています。人を動かすのは人の思いに他ならないことの証明でもあるのです。

日本帰国に伴い僕が書くこのコラムは今回で最後になってしまいますがFCニッポンは続いていきます。新たな出会い、新たな感動をこの先も残していってくれることでしょう。

人生を生きるうえで大切なのは情熱と責任感だとFCニッポンから学ぶことができました。この2年半の経験は僕にとって大きな成長の糧となりこの先の人生を豊かにしてくれる貴重な時間となってくれました。今まで支えてきてくれた多くの人たちに感謝したい気持ちでいっぱいです。サッカーを通して、FCニッポンを通して関わるすべての人が感動の瞬間を味わい成長してくれることを願っています。本当に今までありがとうございました。

一覧へ戻る | 前のページに戻る | 次のページに進む