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夢を追いかけるサッカー列伝
FCニッポン VOL.8

プロサッカー選手を目指して、チャレンジしているワーホリメーカー達の軌跡をお届けします。
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オーストラリアでプロサッカー選手を目指す仲間たち!!

VOL.8 試練のシーズン。

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第2弾列伝Vol.7 サッカーライフ in オーストラリア!

シドニーの暑い真夏の中、FC NIPPONはfish market近くのWentworth Parkに場所を戻し、毎週土曜日に活動しています。女子部の人数は変わらず少ないですが、男子部、キッズはメンバーの数もNorth Sydneyで活動していた時よりも増え楽しく汗を流しています。

フットサル部

FC NIPPONでは、シドニー大学で行なわれるリーグ戦で優勝を目指して頑張っています。男女ミックスチームは日々の練習の成果もあり目に見えるような上達をしています。練習の成果もあり、昨シーズンまでの大会2連覇という目に見える形で結果を残すことができ嬉しく思います。2連覇の余韻に浸っている間もなく、すでに新しいシーズンがはじまりました。今シーズンからメンバーの多くがかわり、新しいチームとして1からのスタートとなりましたが、みんなの頑張りで年末年始のブレイクまで6戦全勝で首位を走っています。2月にリーグ戦が再開し、準決勝、決勝と進んでいくので、3連覇を目指して頑張りたいと思います。

男子チームは新たにフットサルの技術・戦術に取り組んできましたが、やはりサッカーが専門の選手が集まっているので苦戦してしまい、最初のシーズンでは、ケガや帰国などの理由でチームがなかなか固まらず、メンバーをやりくりしながらのシーズンとなり、残念ながら準決勝で敗退してしまいました。チームが固まらないと難しいので昨シーズンはチームとして休むことにし、その期間中に新たにメンバーを補充し今シーズンに再スタートをきりました。こちらもメンバーの大半が新メンバーということで、1からのスタートとなりましたが、苦戦しながらもブレイクまでを4勝1分で切り抜け、得失点差での2位につけています。今シーズンはまずはチームとしての骨格を作ることに重きをおきつつ、その中で優勝をめざしてがんばっています。

第6回CHEERS CUBE CUP

今回大会は40℃を超える猛暑の中で行われました。FC NIPPONは前回大会で連覇を止められてしまったわけですが、今回大会では限りなくベストなメンバーで臨みました。FC NIPPONは実績もあるので厳しいマークにあい、苦しい戦いが続きましたが、見事優勝というすばらしい結果を得ることができました。メンバーが最後まで楽しみながら頑張ってくれたからこそだと思います。前回大会に引き続きキッズたちも元気に参加してくれて、暑い中2試合も最後まで走り回ってくれました。キッズVSコーチの試合ではなんとキッズチームの見事な勝利。どんどんうまくなってくれているキッズたちにコーチたちにとってもうれしく思います。

Division 1へ

Balmain SCでの1年目をNSW Division 2優勝というすばらしい結果で終え、2009年はチームに残り、NSW Division 1でのプレーになりました。FC NIPPONのアツシさんがトライアルで見事に合格し、チームの1st gradeに日本人が2人になりました。また、昇格組ということで他にも新メンバーを加え、その中には前年にSuper LeagueでプレーしていたGKも入団し、ポジション争いも厳しくなりました。とはいえ、競争があるほうが成長できると思ったし、勝ちぬける自信もあったので、プレッシャーを感じることもなかったです。そして開幕戦のスタメンをしっかりと勝ちとりました。

その開幕戦にはFC NIPPONのメンバーだったり、友達だったり、またFC NIPPONのキッズたちとその親御さんなどたくさんの方が応援にきてくれ、とても嬉しかったです。残念ながら試合は引き分けに終わってしまったのですが、0-0と失点を0に抑えたし、それなりに良いパフォーマンスをできたとおもうので、自分としては良いスタートがきれたと思います。

試練のシーズン

チームとしては良いスタートはきれませんでした。開幕戦の引き分けの後、2戦目も引き分け、3戦目に初黒星を喫し、その後も勝つことができず、7戦を終えて5分2敗で9位と苦しい戦いをしいられました。ただ、この5分けには0-0が4試合あり、失点も多くはなかったし、自分のパフォーマンスも悪くなかったと思うし、よく踏ん張っていたと思います。問題だったのは7試合で2得点という得点力不足。

自分としては結果を出していたと思うので、これだけ勝てないとやっぱり精神的にもきつくなるし、オフェンス陣に対する不満も少なからず湧いてきます。とはいえ、GKがどうこうできるわけでもないので、とにかく我慢。我慢して自分のパフォーマンスを続けることに集中しました。その後、第8戦と第10戦に勝利し、得点力もあがってきたのですが、新たな問題が出てきました。より攻撃的なスタイルにしたことにより、それまで踏ん張ってきたディフェンスが完全に崩壊しました。

第9戦からの3試合でなんと7失点。結果こそ1勝1敗1分でしたが、決して楽観視できるものではありませんでした。そして、ここで俺にとっても試練が待っていました。12戦目でスタメンを失いました。これには悔しいといった感情より茫然としました。そして何よりとにかく納得ができませんでした。

この数試合では失点はしていたものの、俺自身のパフォーマンスは決して悪くはなかったし、開幕からのチームのディフェンスを支えてきた自負もありました。さらに納得がいかなかったのは監督の説明と、その後の対応です。詳しく書きませんが、ほんとに怒りを通りこして呆れたような感情が湧いてきていたと思います。

ここで救いだったのはチームメートの多くは『おまえが試合に出ているべきだ!』と言ってくれ、声をかけ続けてくれたことです。スタメンを外れて2試合目に勝利したもののその後4連敗。11位まで順位を落とし、残留争いになっていました。試合が続くにつれ、おれのこと以外でも『なんであいつが試合に出続けてるんだ。』といったことを話している選手も出てきて、チーム状態は最悪でした。

俺自身は、納得してなくても試合に出れないのはしょうがないし、腐っていてもしょうもないとわかっていたので、ここでも我慢してトレーニングに励みつづけました。しかし、ポジションを失った1週間後に体調をくずしてしまい、4キロも体重を落としてしまいました。そのせいで、ポジションを奪うよりもコンディションをもどすことが第1になってしまい、置かれた状況をより難しくしていました。この時期はほんといろいろと悩んだことを覚えています。

コンディションがだいぶ戻ってきたとき、スタメンのGKがケガをして、急きょスタメンが回ってきました。その試合は残留争いの直接のライバルであった最下位チームとの大事な試合でした。腐らずにトレーニングしてきたので違和感なく試合に入れたし、失点0で試合に勝つこともできました。同時にチームのDivision 1残留も決められたのでよかったと思います。ただ残りの4試合もなかなか難しいものでした。

俺にとっては監督を見返すというか、いろんな意味でアピールするための試合だったのですが、残留が決まり逆にプレーオフへの進出も断たれてしまっていたため、チームとして完全にモチベーションが低下してしまっていました。ここでもやはり我慢。最後まで100%のパフォーマンスを続けることに徹しました。その4試合では1分3敗でしたが、俺自身のパフォーマンスは安定していたと思います。

こうしてみると2009シーズンは本当に我慢のシーズンでした。苦しみながらも最後まで腐らずしっかりとやってこれたので、少しは成長できたのではないかと思います。

日本人対決

シーズンを通して一番印象に残っているのは、やっぱり第7戦のFC NIPPONのヨウスケが所属するInter Lionsとの対戦。ふたりともスタメンでフル出場し、お互いに良いプレーができたと思います。

結果は0-0の引き分けに終わったのですが、俺はキーパーでヨウスケはオフェンスなので、ある意味俺の勝ちかなと思ってたりもします。結果より何よりFC NIPPONのメンバーだったり、友達だったりたくさんの日本人が応援にきてくれ、試合も盛り上がったし、海外のプロのリーグで日本人が対戦をするといったことはなかなかないと思うので、とても良い思い出になりました。ちなみに彼は現在タイでプロをめざしてがんばっています。

2010シーズンにむけて

2009シーズンが終わった当初、やはり上のリーグでプレーしたいと思い、移籍を第一に考え、トライアルのためにコンディションを維持していました。しかし、どのチームもトライアルが例年より遅くなかなかトライアルに参加することができず、トライアルに行きだしたころには不運にもケガをしてしまいました。現在もその治療にあたっています。

そのためその後はまったくトライアルにいくことができず、Balmain SCも戻ってきてほしいということだったので、2010シーズンはまたBalmain SCでプレーすることになりそうです。チームは11月からすでにプレシーズンのトレーニングを開始しているのですが、ケガの治療のため、合流は完全におくれて開幕前ぎりぎりになってしまいそうです。そのためポジションをとることはなかなか難しいと思いますが、まずはケガを治し、コンディションを整えて、チャレンジしていきたいと思います。

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